働きやすい介護施設の特徴

「休みが取れない」「残業が多い」「人間関係が複雑」など、労働環境に何らかの不満を抱え、転職を検討している介護士の方もいるかと思います。次により良い職場に出会うには、働きやすい介護施設を見抜くポイントを押さえておく必要があります。
見ておきたいポイントとして挙げられるのが、有給休暇の取りやすさです。有給休暇は労働者の権利として、法律で保障されています。しかし、介護業界は慢性的な人手不足であり、休暇を取得したくても取得できない現場は存在しています。快適に働きたいなら、休みやすさは重視するべきです。こまめにリフレッシュできるかどうかで、仕事のパフォーマンスのみならず、人生の充実度も変わってくるからです。よって、なるべく有給休暇の取得率が高い場所を選びましょう。加えて、夏季休暇や年末年始休暇などの長期休暇もあれば、より理想的です。
また、新人職員に対するサポート体制が整備されているかどうかも見ておきたいところ。先輩介護士によるマンツーマン指導や、定期的な研修会・勉強会の開催などの各種取り組みに積極的であるかどうかを確認しましょう。
さらに、職員にとって居心地の良い職場であれば、現場の雰囲気が良いものです。職場の雰囲気は、実際に施設に見学に行ってみないとわかりません。見学に出向き、施設内の空気やスタッフの表情、利用者の様子などをじっくり観察してみましょう。職員が笑顔でイキイキしているか、利用者と積極的にコミュニケーションを取っているかといった部分は、働きやすさを判断するうえで重要なポイントとなります。